外国人に聞いた「日本のここが残念」
こんにちは!
外国人材ブログ兼コラムを読んでいただき有難うございます(^^)/
別の記事にも書きましたがここ数年で訪日外国人の数が増加しており
コンビニや居酒屋には外国人アルバイトしかいない!なんてことも珍しくなくなりましたね。
留学生たちは日本で働く為に多額の留学費を払い、学校が終わったらアルバイトをし帰ってまた日本語を学び・・・
寝る時間を惜しんで常に日本語を取得しようと努力しています。
そんな彼らに日本の素晴らしいところを聞いたときに
「日本人は礼儀正しい」「仕事も料理の盛り付けもなにもかも丁寧」「とにかく町が綺麗」「食べ物が美味しいし安全」など
日本に来る理由は多種多様ですが日本の印象はとても良いとの事で聞いているこちらも嬉しい気持ちになります。
ただ一方で残念なところをあげるとしたら、日本語以外の言語の対応力がない点をあげていました。
それが結果として「日本は外国人に優しくない・・」に繋がるという意見もありました。
そう思う理由には、駅の案内表記が外国語対応できているところが少なすぎる為道に迷ってしまい目的地に着くことが出来ない、飲食店に入ると全部日本語で書かれていて全然読めない、英語で話しかけても英語を話せる日本人が全然いない、など。もちろん今はITの技術も進んでGoogle翻訳など翻訳アプリを使用すればなんとかなりますがもしWi-fiが使えない環境に行ったときどうすればいいのか・・という不安もありせっかく日本に来たのに様々な場所に行けない、冒険が出来ないという意見もありました。
実際に先日アメリカから友人が旅行目的で来日した際(日本語を話せない)、英語表記でなんとか滞在期間中過ごす事が出来たが、駅の表記はわかりづらく乗り換えが上手くいかなかった、英語を話せる日本人が全然いなくていちいち翻訳アプリを起動する手間があった、飲食店で苦手な食材を入れないで欲しいと伝えた際に伝わらず苦手なものが入ったものを提供された、お寿司屋さんで30分以上並んでいたがなかなか呼ばれず店員さんに聞いたら整理券を取ってくださいと言われたが英語での表記はなかった為そのシステムは知らなかったので時間の無駄になった、などなど。確かに英語が流暢に出来る日本人ってあまりいないような気もしますね。これに関しては義務教育からの問題になるのでしょうか?
いくつもの外国語を操れる人ではない限り、いきなり外国語で相手と対等に話すなんてことは無理ですので、そんな私達に出来る事は外国人の言いたいことを理解しようとする気持ち・言いたいことを汲み取ろうとする気持ちではないでしょうか。もちろん日本に来る外国人は英語圏の方だけではありません。様々な国から来日されていますので英語だけ出来ればOKというわけでもありません。その為言葉というツールだけに頼ろうとするといつまでも通じ合わないリスクも生じる可能性が出てきます。
残念ながら海外からこのような印象を持たれてしまっている事は真摯に受け止めてこれからは外国人と共存するために”思いやりの心”を忘れず、日本という国が外国人に対して寛容な心で受け入れられるようになればもっと日本に行きたいと思う外国人が増えるかもしれませんね。